「Larkってなにができるの?」をやさしく解説します
はじめに:「Larkって結局なに?」
最近、社内チャットやWeb会議、資料の共有など、仕事で使うツールがどんどん増えてきましたよね。
Slack、Zoom、Googleドライブ、Notion…使いこなすのが大変という声も多いです。
そんな中、「全部まとめてできるツール」として注目されているのが**Lark(ラーク)**です。
Larkは、「チャット」「会議」「ドキュメント」「カレンダー」「タスク管理」「ファイル保存」など、仕事でよく使う機能がぜんぶ1つに入っているオールインワンのツールです。
この記事では、Larkを初めて使う人向けに、
- Larkで何ができるのか
- それぞれの機能はどう使うのか
- どんな場面で便利なのか
をわかりやすく順番に紹介していきます。
Larkの基本機能一覧
まず、Larkにはこんな主な機能があります:
機能名 | 内容(できること) |
---|---|
チャット | 個人やグループでリアルタイムにやり取りできる |
ビデオ会議 | Zoomのように画面共有・録画もできる |
ドキュメント | Google Docsのように共同編集できる |
カレンダー | 予定や会議を管理、チームで共有もできる |
タスク | やるべきことをリスト化、進捗を管理できる |
ドライブ | ファイルを保存、共有、整理できる |
ワークフロー | 社内の申請業務(例:休暇届)を自動化できる |
それぞれ、順番に見ていきましょう。
1. チャット機能:Larkの中心になる場所
■ 何ができる?
Larkのチャット機能は、LINEやSlackのような使い心地で、社内のやり取りをスムーズにします。
- 個人チャット(1対1)
- グループチャット(複数人)
- スレッド返信で話題ごとに整理
- メッセージにリアクション(👍など)
- ファイルや画像の共有
■ 初心者におすすめの使い方
- グループごとに「部署」「プロジェクト」チャットを作る
- メッセージには「いいね」で返事を簡単に
- スレッドを使えば話題が混ざらない
Slackを使ったことがある人には、とてもなじみやすいUIです。
2. ビデオ会議機能:Zoomいらず!
■ 何ができる?
LarkにはZoomのようなビデオ会議機能が最初から入っています。アプリを切り替える必要なし!
- 画面共有
- 録画(あとで共有もOK)
- バーチャル背景
- チャットで資料を送れる
- 会議中にドキュメントを共同編集
■ 初心者におすすめの使い方
- チャットの中から「会議を開始」ボタンで即スタート
- 事前に「カレンダーで会議予約」も可能
- 録画して議事録代わりに保存
Larkなら「会議→議事録→タスク化」まで、ひとつの流れでできます。
3. ドキュメント(Lark Docs):Google Docsのような共同編集
■ 何ができる?
Lark Docsは、Googleドキュメントとほぼ同じように複数人で同時に編集できるドキュメント機能です。
- リアルタイムで共同編集
- コメント・メンション(@名前)
- 表やチェックリストも作れる
- Docsの中に画像・動画・リンクも埋め込み可能
- 他の機能(タスク・会議)と連携できる
■ 初心者におすすめの使い方
- 議事録を会議中にチームで共同作成
- マニュアルや手順書を社内Wikiとして共有
- ドキュメントの中に「ToDo」を作ってそのままタスク化
Docsの中に「@でメンション」「日付選択」「タスク化」などができるので、紙のノートとは比べ物にならない便利さです。
4. カレンダー:チームで予定を見える化
■ 何ができる?
- 自分のスケジュールを登録
- チームで共有できるカレンダー作成
- 会議の空き時間を自動提案
- Googleカレンダーとも連携可能
■ 初心者におすすめの使い方
- 定例会議などはカレンダーでチームに共有
- 相手の空き時間が見えるので会議設定がラク
- 予定に「会議URL」や「ドキュメント」を紐付けられる
「チャット → カレンダー確認 → 会議予約」の流れが、Lark内ですべて完結します。
5. タスク管理:やることを可視化できる
■ 何ができる?
- 個人・チームのToDoを登録
- 期限や担当者を設定
- ステータス(未着手/進行中/完了)で整理
- 他の人と共有・依頼も可能
- タスクに関連ファイルやDocsを添付できる
■ 初心者におすすめの使い方
- 会議のあとにToDoを登録して共有
- 日々のやることを整理して「見える化」
- 自分だけのタスクリストも作れる
複雑なプロジェクト管理ツールよりも、直感的でシンプルに使えるのがLarkタスクの良さです。
6. ドライブ:ファイルの保存・共有もOK
■ 何ができる?
- チャットで共有したファイルも自動保存
- フォルダごとの整理、アクセス権限の設定
- ドキュメントやPDFもDrive上でプレビュー可
- バージョン履歴あり(編集ミスも安心)
■ 初心者におすすめの使い方
- 「この資料どこだっけ?」をなくすためにDrive整理
- プロジェクトごとにフォルダを作成
- 書類は全てLarkにアップロードして紙を減らす
Googleドライブのように使えますが、Larkはチャットとも連動していて探しやすいのが特長です。
7. ワークフロー(申請自動化)
■ 何ができる?
- 休暇申請・稟議などの社内申請をフォーム化
- 承認ルートを自動で設定
- 承認者に通知→クリックで承認
- 申請・承認の履歴を残せる
■ 初心者におすすめの使い方
- 紙でやっていた「休暇申請」をLarkに移行
- 承認者も通知だけで簡単処理できる
- 人事や経理の業務を減らせる
テンプレートもあるので、誰でも簡単に申請フォームが作れます。
まとめ:Larkは「全部まとめて仕事ができる」便利なツール
Larkの基本機能は、どれも日々の仕事に欠かせないものばかりです。
- コミュニケーション(チャット・会議)
- 情報共有(Docs・カレンダー・Drive)
- タスク管理と自動化(タスク・ワークフロー)
しかも、それらがすべてLarkという1つのアプリにまとまっているのが最大の特徴。
「Slack・Zoom・Google・Notion・Trello…もう分けるの疲れた!」という方に、Larkはまさに**“オールインワン業務ツール”**としてぴったりです。
次にやるべきこと
- Larkを無料登録して、触ってみる(Googleアカウントですぐ登録OK)
- まずは「チャット+Docs」から使ってみる
- 慣れてきたら「会議」や「タスク」も導入してみる
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